自律分散型組織へアップデートするプログラムDXOのインストールでは、ビジネスモデルを可視化するワークがあります。ここでは、業務全体を「作る」「売る」「回す」「支える」に分類します。この分類はDXOの「型」とも言えます。
「作る」:お客様に提供する価値を「作る」
「売る」:お客様に提供する価値を知ってもらい、購入してもらう「売る」
「回す」:お客様にサービスを提供する「回す」
「支える」:「作る」「売る」「回す」業務を円滑にするための「支える」
単に分類するだけではなく、業務の「繋がり」が可視化できるため、「何のためにやっている業務」なのかが把握できます。単に、こなしていた業務が意図を持って「自分ごと」になります。
逆にこれまで実施していた業務であっても、「繋がり」が見えにくい業務、「提供価値」に関連しない業務などは、見直した方が良いということになります。
本日のワークでも、「売る」に分類された業務について議論がありました。ノルマのように感じていたポスティング作業に対し、「自分達が提供している価値がチラシに記載できているか」「配布先はこの地域だけでいいのか」「配布先をお客様から紹介してもらってはどうか」等々、現場のメンバーからの活発な意見提示の場となりました。
いつもやっている目の前の作業が、「価値」に繋がることが実感できる。可視化することによる効果を実感できるDXOの「型」、この工程の実施だけでも有効に活用できます。