今回のDXOインストールは、その成果から「神回」と称することになりました。
それは、DXOの「底力」を知ることになったのが理由です。
インストーラーの我々からしても、テキスト通りの効果は期待しつつ、ワークを進めている訳ですが、この回ではその期待を「はるかに上回る」状況となりました。
今回「神回」となった主な理由は下記によるものです。
1)職員が、策定した「言葉」に向かっている。
2)「言葉」向かう行動が、他の職員の気づきにつながっている。
3)「言葉」に向かう行動が、職員のあり方を変えた。
事業所では、これまでに全職員で事業所の存在意義を「心弾む未来を拡げる」、サービスの提供価値を「本来の自分と出会う」、業務に対する基本姿勢を「大切な人の心に寄り添う」という3つの「言葉」として形にしました。
この事業所では、ワークが月に1回だったので、次のワーク開催日までに課題として、毎日の業務後に言葉への意識として「心弾む仕事ができたか」「本来の自分と出会えたか」「大切な人の心に寄り添えたか」を各自10点で採点し、その理由とあわせslackで報告してもらっていました。
今回のワークは、その振り返りから入りましたが、上記課題を日々重ねる中で、「患者様への説明の仕方、コミュニケーションの取り方を常に意識するようになった」「他のスタッフの報告内容を見て、自分もその視点を取り入れようとか、気づくことが多かった」「苦手だと思っていたことも、患者さんのことを思うと取組めるようになった」等々自らの業務に対する変容ぶりをどんどん語ることになりました。事例も合わせ、これらの報告をされるスタッフは、「言葉」に向かっていく行動に対する、気づきや発見に自分自身でも驚きながらも確かな手応えを感じておられるようでした。
この「神回」につながった一連のワーク、これからはDXOのワークでは、必須で取り入れていく予定です。