業務を定量化する~目的と目標の設定~
数字を紐づけする時に大切なことはチームの目的(なんのために?)を明確にしていることです。「目的」に到達するためには活動が必要になります。その具体的な活動をいつまでに(期限)、どんなふうに(質)どれくらい(量)行うのかが「目標」となります。
「目的」「目標」の違いとKPI
「数字」はチームが「目的」に近づいているかを客観的に判断するためのものと、「目標」に対する活動によって変化するものの2種類があり、「目標」の「数字」が目的化してしまうことがあるので、本来の「目的」を見失わないように分けて整理するのがポイントです。
この「目的」に近づいているかどうかを判断する「数字」をKPI(Key Performance Indicator)と言います。本当に「目的」に近づく「目標」かどうかは行動してみないと分からないので、最初は仮説として設定し、定期的にKPIの数字が改善しているかをチェックし、「目標」を最適化することが必要です。
1. 目的を明確化:モテたい
2. KPIの設定:告白される数
3. 仮説をたてる:痩せるとモテるのでは…
4. 目標を設定:1か月で3kg痩せる
5. 具体的な行動:毎日ランニングする
6. 仮説を検証:瘦せることでモテるのか?
出典:DXO(ディクソー)経営を進化させる実践書